Y型プラチナジャパンブルー ブルードラゴン

　もう15年以上、プラチナショッカーというグッピーを維持ってるのであるが
　これは上半身はプラチナの光沢をもち、下半身はいわゆるタキシードのような
　暗色にコブラ模様が浮くとともに、尾びれはグラスともモザイクともレースとも
　違うような、それはそれは世にも毒々しいグッピーである。
　まぁこれがなかなか遺伝的にも維持も難しく、良い個体が少ないため、
　ジリ貧になってることが多くなっていた。
　そのうち、タイからプラチナショッカーにそっくりで
　さらに背びれも大きくなって進化した　“プラチナドラゴン”　という
　圧倒的にカッコイイ魚がお目見えするようになった。
　むこうではなんでもかんでも “ドラゴン” とつけてしまうが
　よく見ると、けっこう表現型にはバラつきがあり、
　しかも、プラチナがあっても なくてもみんな “ドラゴン”　(苦笑)
　ちゃんと分けて販売くれよといいたいところである。
　そんなけっこうアバウトなドラゴンが業者さんや個人輸入のブリーダーさん
　から日本に入ってくるので、表現違いを片っ端から仕入れて分類してやろうかと
　思ったのだが、これまた子供採ってもバラけるバラける(苦笑)
　水槽がいくつあっても足りないわけだが、ある程度の安定したプラチナドラゴン、
　レッドドラゴンが出来たところで、
　以前から作りたかったドラゴン系があった。
　ピクタの陶さんが作出したY型プラチナジャパンブルーという大好きな品種が
　あるのだが、これを使ったブルー系のドラゴンを作りたかったのだ。
　以前からショッカーのメスを使ってブルー系にチャレンジしていたのであるが、
　ブルーを入れる際にゼブリナスをもらってしまったり、いろいろなトラブルで
　うまくいかなかった。
　今回はzuzuさんからいただいたY型プラチナジャパンブルーブルーモザイクの
　系統とプラチナドラゴンの♀を交配を何度か繰り返すことによって、
　何とか目標としていた表現ができたので、記録しておくことにする。
　尾びれがまだまだシャープに出来ていないし、尾びれをメスにかじられている
　のはご愛嬌ということで。
　目標としてはプラチナドラゴンのブルー系で、細かいBODYの模様の割れと
　尾びれの柄をだしたかったので、これでいいのである。
　今後は尾びれの形をシャープにしたいところである。

　この尾びれのヒョウ柄が私的には大事なのです＾＾



　このメスはちょっと赤系かな＾＾